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ちょっと気になる季節の小話 

師走にまつわるよもやま話の巻

師匠が走り、和尚も走る年末年始。この時期になると街全体が活気づき、ひたすら人が、自転車が、自動車が走り回る慌しさ!一方で、年末らしさ、正月らしさが薄れてきている昨今。伝統行事の意味を改めて知り、取り入れて暮らすのもよいかもしれません。それでは、師走にまつわるよもやま話をご紹介!

新年に向けて要となる日が12月13日!?

師走に入って、12月13日が特別な日というのは、ご存知ですか?
今でこそ、大掃除は年末のお休みにまとめてすることが多いですよね♪しかし、かつては13日が大掃除の日とされていました。これは、お正月に年神様を迎えるための準備として、その年の厄を祓い清めるために掃除をした神事「すす払い」にちなみます。
また、「すす払い」が終わり新年の準備を!ということで、お正月の準備を始める「事始め」も13日。新しい年に向けて、「新たな一歩を踏み出す日」として、お正月飾り用の松を切り出す日でもあります。
一方、京都の花街で今も芸舞妓さん達に引き継がれている「事始め」。一年のお礼と新年の挨拶のために、師匠宅をまわる習慣ですが、そもそもは江戸幕府に由来します。当時、分家が本家へ、弟子が師匠に礼を尽くす習わしだったものが、民間に広がっていったと言われています。

 
年末年始のカウントダウンに向けた伝統行事
■冬至
冬至(今年は21日)は、北半球では一年で日がいちばん短い日。つまり、翌日から日が長くなることから、太陽がよみがえる日として、昔の人には特別な思いがあったようです。この日には、カボチャを食べてユズ湯に入る習慣がありますよね♪これは、ビタミンの豊富な野菜を食べて、ゆず湯で体を温めて、風邪引きを予防する!という昔の人の知恵が引き継がれたものです。

■12月30日
この日に注連縄(しめなわ)飾りや門松を立てる家も多いはず。なぜかというと、29日は「苦をつく」「苦を立てる」として、そして、31日は「一夜飾り」と嫌われるためです。でも本当は、何事もギリギリでバタバタすることを戒めているのでしょう。

■12月31日
「大晦日」「除夜」「年越し」などと呼ばれる31日。江戸時代に定着したと言われる年越しソバを、細く長く長寿を願いながら食べるハシ納めの日です。また年越しには、百八の煩悩を破る除夜の鐘を聞きながら、がんばって起きている家も多いでしょう。これは、正月の「年神さま」を、起きて迎えようという深い意味があるみたい。 そのため、年神様を迎える前夜には、身を清めて過ごさなければならないとされ、今でも大晦日にはお風呂に入り、一年の垢を落とす習慣が残っています。
 
全国あちこちで見られる年越し火

日本各地には「年越しの迎えどんど」「年越しほだ」や、「新年のもらい火」などの風習がたくさんあるようです。なかでも有名なのが、八坂神社の「おけら火まいり」。京都の師走は、これで終わりとなります。
思うようにいった一年も、思うようにいかなかった一年も、「年越しの火」が毎年、同じように燃えながら訪れる人を待っています。人はそれを見てほっとし、新しい火種を受けとり、新年を迎えるのでしょう。

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