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ごろりん学習

毎月“ごろりん”しながら学べて、毎日の生活が楽しくなる資格やHow toをご紹介する「ごろりん学習」。今月のテーマは、正しい靴の選び方について。靴選びのアドバイザーであるシューフィッターの清水さんにポイントを教えてもらいました。

今月のごろりんテーマ
足の美容と健康を守る!正しい靴の選び方

みなさん、靴ってどうやって選んでますか?「カワイイ! 素敵!」だけが基準の人、ちょっと待った!毎日履くものだから、靴選びはもっと慎重にしたいもの。さもないと、靴ズレだけでなく、外反母趾やウオノメなど、イタ〜イ目にあっちゃうことも。足の美容と健康のために、正しい靴選びについて知っておきましょう。

フィッティングのポイント、これだけは押さえて!
 

「靴を選ぶとき、『私の足のサイズは○○センチ』ということにこだわりがちですよね。でも、靴の表示サイズはあくまでも目安と考えて、必ずフィッティングしてください。両足履いて歩いてみて、履き心地を試すことが大事です」と語るのは、熟練シューフィッターの清水さん。ちなみに、左右の足でサイズが違う場合は、大きいほうのサイズに合わせて選び、小さいほうには詰め物などをして修正するのがベストとのこと。それでは、清水さんに教えてもらったフィッティングの際のチェックポイントをご紹介しましょう。

ポイント1:つま先に余裕があること。

靴を履いたとき、つま先には男性で15ミリ、女性で10ミリほどの余裕があることが大事。指が圧迫されると、ウオノメやタコ、外反母趾の原因にもなります。スリッポンタイプの靴は、靴の中で指を動かせるかどうか、歩いたときに足の指が重ならないか確認しましょう。ヒモ靴の場合は、ヒモを結ばずに履き、つま先を靴の前方にくっつけた状態で、かかとの後ろに手の小指の第一関節が入る程度の余裕があればOK。

ポイント2:足幅と靴幅の最も広い位置が合っていること。

足の指の長さや足のカタチによって、足のどのあたりの幅が最も広いかは、人によって違います。この位置と、靴の幅の最も広い部分(ジョイント部分)の位置が合っているか確認して。履いたとき、ジョイント部分を外側から手の指で押してみて、ほどよい弾力があればOK。ブカブカでもカチカチでも問題アリです。

ポイント3:靴の履き口が広がらないこと。

履いたとき、靴の履き口(トップライン)が足に食い込んでいないかもチェック。靴が小さすぎたり、扁平足や肉づきが良い足の場合には、トップラインが広がってしまうことがありますが、これはNGです。

靴を履き分けて足元美人

さて、これまでご紹介してきたのは、「足に負担をかけない靴」のポイント。足の美容と健康のためには、気をつけたいポイントばかりなのですが・・・。「でもでも、やっぱり見た目もオシャレな靴が履きた〜い!」というのが女ゴコロ。しかし、「足に良い靴=オシャレな靴」とは限らないような気が・・・。

「そうなんです。靴には2種類あるんですよ。ひとつは、足に良い靴=足を保護してくれて歩きやすい靴。ヒールが低く、土踏まずから足先までを覆ってくれるタイプのものが良いですね。もうひとつは、女性用のパンプスなど、装飾品としての靴。でも、このタイプの靴はどうしても足に負担をかけますから、その中でもなるべく負担の少ないものを選ぶようにしてください。あとは、この2種類の靴をTPOに合わせて上手に履き分けるといいですね」と清水さん。

お出かけやパーティでファッショナブルにキメたいときには、パンプスやミュールでオシャレを楽しむ。そのかわり、通勤時や長時間歩くときは、なるべく足に負担のかからない靴を履く。そんな履き分けをしてこそ足元美人!なのです。足は体を支える大事な部分。くれぐれも、靴で足を痛めてしまわないように!

【写真】 

清水孝浩(しみずたかひろ)さん

大正12年創業の東京・神田の老舗、平和堂靴店に勤務。お客様の靴選びについてアドバイスするシューフィッターの資格を持つ。

子どもの靴の選び方、間違えないで!

自分の靴を選ぶとき、履き心地を試してみるのは、ごく普通のこと。でも、子どもの靴の場合、履き心地を尋ねてもイマイチよくわからないし、「どうせすぐ大きくなるんだから・・・」と、なんとなく大きめの靴を選んでいたりしませんか?

「じつは、子どもの靴は、大きすぎないものを選ぶことがポイントなんです。子どもの場合も、つま先に5ミリ程度の余裕は欲しいですが、あまり大きすぎても転びやすくて危険です。これは大人の場合にも言えることですが、靴に関しては、『大は小を兼ねない』と心得てください。子ども靴はハーフサイズがないことも多いので難しいんですが、お母さんはなるべく子どもの足のサイズに合ったものを選んであげてください。靴の歴史の長い西洋では、子どもの成長に合わせて、年間4足くらいのペースで靴を買うそうですよ」(清水さん談)

育ち盛りの子どもの足に合った靴を選ぶのは大変。でも、逆にいえば、足にとっては大事な時期ともいえます。子どもの足の将来のためにも、負担の少ない安全な靴を選びましょう。

シューフィッターは、頼れる靴の専門家

ところで、「シューフィッターって何?」とギモンに思った人もいるのでは?シューフィッターとは、靴の履き心地の良さを追求する靴製造・販売企業などで構成される「足と靴と健康協議会」(FHA)が養成・認定する民間資格で、足に靴を合わせる技術者のこと。靴屋で3年以上働いた経験があり、フィッティングの技術だけでなく、足の構造や靴の歴史や製法についての専門知識も備えていることがこの資格の条件です。ちなみに、今回お話をうかがった清水さんは、「バチェラー」(上級)の資格を持つシューフィッターで、FHAで講習を行うこともあるそう。

「自分に合う靴がなかなか見つからないという方は、一度シューフィッターに相談してみてください。消費者センターなどに問い合わせれば、地域のシューフィッターのいる靴店を教えてもらえますよ」とのこと。

シューフィッターに相談すれば、靴選びのアドバイスはもちろん、靴に詰め物をして足に合うように調整したり、足型を取って足の特徴を見てもらえたりします(写真参照)。靴選びで困ったときは、ぜひ頼ってみては?

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