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ごろりん学習

毎月“ごろりん”しながら学べて、毎日の生活が楽しくなる資格やHow toをご紹介する「ごろりん学習」。今回は、前篇の“フードコーディネーターのオシゴト・基本の巻”に引き続く後篇として、活躍されているプロの方や、プロをめざす方によるワークショップ『食の仕事人セミナー』に潜入してまいりました!仕事としてはもちろん、毎日の食生活を豊かにするためにも注目!なアイデアがいっぱい詰まった、そのオシゴトぶりに迫ります!

今月のごろりんテーマ
興味深々!“フードコーディネーター”のオシゴト・実践の巻

前篇『フードコーディネーターのオシゴト・基本の巻』に続く後篇は、大手コンビニの新商品開発のナゾを解き明かす『実践篇』!ひとつの新商品が店頭に並ぶまでに、フードコーディネーターはどのように活躍しているのでしょうか?普段何気なく食べているアノ商品も、コーディネーターのたくさんの苦労とアイデアが詰まっている・・・な〜んて考えながらお買い物するのも、案外楽しいかもしれません!?

“買い手”と“売り手”のニーズをつなぐ 

“食のプロフェッショナル”!

お話をお伺いしたのは、前篇で、中村さんと一緒にご登場していただいた、食生活プランナーの三井さん。最近のお仕事で、全国にある大手コンビニで新しく発売されたパンの開発を手掛けられたという三井さんは、「商品開発におけるビジネス・フードコーディネーターの役割は、『消費者と売り手のニーズをつなぐこと』」と語ります。

「今回オーダーがあったのは、(1)ヘルシー、(2)女性らしい、(3)こだわり素材、という3つのポイントを満たすパンを開発したい、というものでした。『ヘルシーなパンが食べたい』という消費者と、『コンビニのパン=おしゃれ、というイメージを定着させたい』という売り手との橋渡しをするために、さまざまなアイデアを提案するのが、私たちの仕事なんです」。

ふむふむ!消費者の目を持ちつつ、食に対するプロの知識もある!そんなプロフェッショナルの意見が、商品開発に生かされているわけですね!
では、実際に新しいパンが登場するまでには、どんな企画やアイデアが提案されているのでしょうか?三井さんの本領発揮の様子に迫ります!

ひとつのパンを開発するのにも、パン職人や栄養士、プランナーなどなど、たくさんのプロフェッショナルの知識とアイデアが集結!

試行錯誤の連続!? 

新商品がお店に並ぶまで

「『アイデアを提案する』とひと言で言うのはカンタンですが、ただ『おいしそう!』とか『かわいい!』というだけでは企業も消費者も納得しません。さあ、ビジネス・フードコーディネーターの腕の見せ所を一挙公開!

1.消費者ニーズを徹底リサーチ!

今回のパンの開発で最も重要視されたのは「ヘルシー感」。従来のコンビニのパンに対する「高カロリーで、健康に悪そう・・・」というイメージを払拭したい!という課題をクリアするためにも、今、消費者はどんなパンを求めているのかを徹底リサーチします。そこで三井さん率いる開発チームが目を付けたのが、ミネラルたっぷりの「野菜」を使ったパンでした!

2.サンプルの提案!

企業に商品のサンプルを提案する時は、およそ5品の試作品と、その他に10品のレシピ案を提案したそう。合計15品のパンのレシピを考えるなんて!想像するだけでも気が遠くなりそう〜!しかし、そこはプロ!パン職人や栄養士など、さまざまなジャンルのプロフェッショナルが知恵を絞って、野菜を使ったおいしいパンのレシピを作り上げたのです!

3.素材、レシピ・・・苦難!?の試作!

実際に商品化するパンが決まったからと言って、フードコーディネーターの仕事が終わったわけではありません!たくさんの数のパンを焼き上げるために、工場の生産ラインに乗せても可能かどうか、試作品そのままのおいしさを消費者に届けられるかどうか・・・。企業や工場を通した日夜の試作も、フードコーディネーターの仕事なのだそう。

4.いよいよ商品化!

数々の試作を繰り返し、いよいよパンが店頭に並びます!三井さんたちがプロデュースした野菜を使ったヘルシーパンは、全国のコンビニで期間限定発売され、大変好評を博したのだとか。その後も、イソフラボン効果で注目度UPの豆乳を使った新作パンなどが続々と登場しているので、ゼヒ!お店で探してみてくださいね♪

消費のトレンドや企業の意図などをふまえたブレインストームは、商品開発の要。連日連夜に及ぶ企画会議もザラ!?なのだとか・・・。

商品開発のほかにも、活躍の場はさまざま!

今回は、新しいパンの商品開発を例に、フードコーディネーターの活躍の様子をご紹介しましたが、その他にも、レストランプロデュース、雑誌や広告の撮影、ホテルメニューの開発などなど、フードコーディネーターは意外に多方面で活躍の場があるのだとか。

「今回のパンの開発に限らず、私たちの仕事の現場は多岐に渡ります。その時に大事なのは、栄養学や調理のノウハウといった食にまつわる知識はもちろん、消費者ニーズの調査や異業種の方々との交流などを通して、旬のトレンドを把握していく姿勢。今回のような、ヘルシーなパンを開発したい!というオーダーも、まさに食のトレンドを反映したケースと言えますね」。

なるほど〜!生活に欠かせない“食”にまつわるオシゴトだからこそ、守備範囲も広いんですね〜!

「前篇でもお話しましたが、食生活の多様化が進むにつれて、毎日の食卓のスタイルも大きく変化してきています。そんな中で、消費者の生の声や希望を、具体的な食のシーンとして提案するのが私たちの仕事なんです。消費者のニーズと売り手の目的がお互いに満たされるための『食の橋渡し役』として、これからも活躍のシーンがますます増えていくのではないでしょうか。」

【写真】 

トマトやカボチャなどの野菜を練りこんだ、ヘルシーなパン

試作品の一例。トマトやカボチャなどの野菜を練りこんだ、ヘルシーなパンです。この他にもゴマや枝豆を使ったパンなど、いくつものサンプルが作られました。試行錯誤の連続!なのですね〜。

フードコーディネーターの知識を使って、 

食生活もより豊かに!

私たちが生きていくために欠かせない“食”をプロデュースする仕事としてご紹介したフードコーディネーターのお仕事。毎日の食にまつわる知識を生かして仕事をバリバリこなすなんて、ちょっとあこがれ〜♪
でも、資格をとってビジネスに生かす!ことを目標にするのはもちろん、「家庭での食生活に使える、ワンランク上の知識を身に付けるために勉強したい!」という人もいるのではないでしょうか?

「私たちのスクールで勉強されている方の中には、仕事を持つ方や、子育て真っ最中の方も多くいらっしゃいます。資格を仕事につなげることが目的でなくても、食にまつわるワンランク上の知識を学びたい、という人も、もちろんいらっしゃいますよ。今回ご紹介したような商品開発のスキルにも、毎日の“食”に使えるアイデアがたくさん詰まっているんです。消費者のトレンドやニーズを満足させる食のシーンを作るということは、家庭の食にも目を向けることにつながりますからね。」

三井さんがおっしゃるように、フードコーディネーターの知識を使って、自分や家族の食生活をより豊かにする!ということも、資格取得のゴールのひとつ。スクールごとのカリキュラムにもよりますが、栄養学や調理の技術だけでなく、流通や消費といった食のトレンドについても知識が深まれば、いつもの食卓も、別の視点で楽しむことができるのではないでしょうか。

前篇、後篇に渡ってお届けしてまいりました「フードコーディネーターのオシゴト」いかがでしたか?資格をめざすのももちろんステキなことですが、何より、自分や家族の体を作る“食”について、一歩踏み込んだ知識を得るのは、食生活をより充実させるためにはとっても有意義なこと。家族みんなで食についての関心を高めるチャンスにも、一役買うかもしれませんね。

ジャパンフードコーディネーター・スクールの詳細はこちら。

フードコーディネートで食生活を豊かにする、ごろりん学習を応援するページ!
ビギナーから資格取得をめざす人まで重宝の、お役立ちBooksをご紹介します!

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